よく
欲望というキッカケ。
欲望という快楽で、ヒトはものすごいエネルギーの行動をする。
行動をさせるエネルギーは、絶対に無くてはならないモノ。
ただ、快楽に溺れては、そればかりでナニもしなくなる。
そのあと、どうやって快楽から、生きぬく行動に転換させていくか。
より高度な行動に転換させていく。コレこそはとてもよくできたシステム。
ヒトは欲望という快楽で行動している割に、それだけに溺れるニンゲンは、ごくごく限られる。
おそらくいつの間にやら、まともな方向に、転換させられている。それはとても見事なモノ。絶妙なシステム。
快楽だけに溺れない為に、まずは快楽には罪悪感をつける。深い快楽ほど、重い罪悪感を味わうようにしてある。
重い罪悪感は、行動に制限をつけさせる。行動をさせながら、制限する。まさに絶妙と思う。
ヒトは必要性だけでは、動かない。どうしようもないが、快楽が必要。
快楽で行動させて、必要性に転換させていく。極力転換させていくのを、気づかれてはイケない。
気づかないように、いつの間にか転換させていく。
欲望が最初にある。いつでも最初は欲望でなくてはならない。そうでなくては、ヒトは動かない。
どの欲望を満たすか。どんなモノでも良い。動けばいい。そして転換。間違っても、欲望に溺れさせるコトのないように。
どんなにヒトが進化しても、いや進化するほど、欲望という快楽は必要になる。
進化するほど、行動力に乏しくなる。なので、まずは欲望。そしてその後に必要性。それでヒトは動く。そうじゃないとヒトは動かない。