あしのうら
足のウラから、地面を感じる。
両の足のウラ、他には寄りかからずに、足のウラだけを支えに立つ。
立てる。それだけで立てる。
少しナニかに、寄りかかろうとしすぎ。
本当は、寄りかからずに立てる。
心の中でも、ナニかに寄りかかろうとし過ぎている。
寄りかかりたいと、思っている。
それで寄りかかれず、苦しんでいる。
寄りかからなくても、イイかもしれない。
しっかり足のウラで立てば、そこからとても安定した、大地を感じるコトも出来る。
意外に、それだけで心も安定する。それだけで、意外に安心出来る。
足のウラ感覚。足のウラから、地面との対話。それが絶対的な、安心感を伝えてくれる。
意外に、そんなコトなのかもしれない。
足のウラからはじまり、腰、軸である背骨、首、頭にまで繋がるバランス。
伝わってくる、エネルギー。しっかりと踏みしめるほどに、それにちゃんと応えてくれる、大地。
自分が、どこで今生きているのかも、否応なく教えてくれる。それが安心に繋がる。
足のウラ感覚を、お粗末にしていた。意識するコトを、忘れていた。もっと、足のウラを使うべき。それに頼るべき。
寄りかからずとも、向き合えば、しっかりと立てる。絶対的な安心感を得られる。必要なのは、この足のウラ感覚。