そくど
経済、その速度。
需要の速度と、供給の速度。
どちらかの速度が、合わなくなった段階で、ギクシャクし出す。
双方の速度がとても速くなるほど、経済は好転する。
速度が遅くなるほどに、経済は停滞する。
それは、おカネの動く速度。
それは、モノが動く速度。
速いほど、経済は活性化する。
ただ、モノには寿命がある。長いモノもあれば、短いモノもある。
まだ生きているのに、使えるのに次へは行き辛い。
モノは留まる。
おカネも、必要な時がいつ来るかわからない。それでおカネも留まる。
モノもおカネも留まって、ゆっくり動く。それが停滞、ならば仕方がない。
経済の成熟とともに、モノは行き渡る。速度は鈍り、停滞していく。
供給の速度があっても、需要は鈍っている。それでギクシャクする。
成熟しすぎて鈍っている地域と、未熟なまま、欲しがっている地域と、速度の差が激しい。
需要の速度と、供給の速度がつり合って、はじめてうまくいく。
もっと需要のある地域へ。その地域の人が、おカネがないのなら、おカネを流す道を探る。
あくまでも、需要の速度と、供給の速度。その均衡を図る。とても策略てきな動き。
経済はもっと策略的に。速度を見つめ、釣り合いを取っていく。おカネはその道具に過ぎない。
民間企業は、税の槍でコントロール。おカネを回すようコントロール。それで需要と供給の速度を、つり合わせていく。あくまで策略として。