あにめ
アニメやマンガは、とても魅力的。
それでも、むかしの大人達は、それを理解出来ない。
アニメやマンガは子供向け、もしくは若者向け。
なぜ、むかしの大人は理解出来ない。
おそらく、大人になると憧れの対象を求めなくなる。ヒーローやヒロインを求めなくなる。
子供のうちは、憧れの存在を作りたい。あらゆるものが、手本になる。
それでマンガやアニメから、いろんなお手本を見て、マネてみる。
子供のうちにそれを経験しなければ、もうその魅力を理解するコトが出来なくなる。
それで、大人の社会とは隔たりのある、若者の社会が出来る。
若者社会の中の、とても魅力的な果実。アニメやマンガもとても魅力的な果実。
大人には理解しがたい、その果実。
アニメやマンガの他にも、その果実はたくさん育っているのかもしれない。大人は知らないだけ。
未来や広がりを感じるモノを、好むのが子供。未来や広がりを負担だと思い、疲労する大人。
大人になるほどに、不確定要素を嫌い、楽しめなくなる。お手本もいらなくなる。
その中にある、とても魅力的な果実も、味わうことはない。
大人はそれだけで、不自由。現実に硬直した、チャンスの少ない存在。
大人に理解されない、魅力的な果実。しょうがない、気づかないうちに、大人はたくさんの触手を失ってしまっているのだから。