にげみち
逃げ道がないと、とても不安になる。
耐えられないような、うちひしがれる過去の記憶達が、逃げ道を欲しがらせる。
臆病という病に、かかっている。
それで逃げ道を、常態的に用意しだす。
逃げ道は、カラダをとても不健康にさせる。
病気になるコトも、大きな逃げ道のひとつ。それで、不健康になるコトを、無意識に望んでしまっている。
ダメージを減らすための、事前の準備は必要。でも、逃げ道は必要ない。
もっと自分のカラダの一つ一つの細胞と対話し、自分に勇気づけたい。
自分は一個ではない。たくさんの細胞が集まる、巨大な要塞。一個ではなく、たくさん。
たくさんの味方と共に、健康体として、真っ向から生きてみたい。
逃げ道など作っても、安全性が高まるとは限らない。逆に、動けなくなり、危険性が増してしまうコトもある。
考えるほどに、いろんなコトが怖くなり、逃げ道も作りたくなる。
ただ、たくさんの味方が集まって、自分は構成されている。
不安な時は、やさしく撫でながら、体の細胞一つ一つにお願いしてみる。
触れるほどに、自分という存在。願うほどに、自分はたくさんの細胞達の代表だと、わかってくる。
けっこう、体の細胞達は助けてくれる。たくさんの細胞達の代表という自覚を持つほどに、助けてくれる。
自分ではなく、体からわき上がるチカラに、頼ってもイイ。
お願いして、ねぎらって、たくさんの味方と共に、前に進んでいく。健康体で、真っ向から生きていきたい。