つかまりだち
政権担当能力は、よく聞くコトバ。
たいがいの場合、自民党に政権担当能力が、あるという前提で話されるコトが多い。
それはホントウだろうか。
アレで良いのであれば、ハードルはとても低いように思う。合格ラインを下げすぎているように、感じる。
現政権が、どれだけ官僚に頼り、官僚に押しつけ、官僚に喰われているか。
まるで官僚につかまり立ちをしている、乳児のように見える。
彼らに政権担当能力が、あると言えるのだろうか。
もちろん、かといって民主党に政権担当の能力があるとも言っていない。
とくに小沢さんが、地域をまわってしてきたバラマキの約束は、民主党のしようとしているコトとは、真逆。
おそらく政権を取っても、そのシガラミで身動きがとれなくなる。
民主党も、能力を重要視しない、今の方向性では、自公政権と変わらない。官僚に喰われるだけ。
自民党と、官僚。どちらがなくなったら、政治は立ちゆかなくなるか。ジツは自民党がなくなっても、ほとんど変わらない。
ただ、官僚がいなくなれば、おそらく自民党だけでは、政治は出来ない。同様に民主党だけでは、政治は出来ない。
あまりに、官僚に頼りすぎている実状。政権担当能力があるといってるのは、笑わせようとしているとしか思えない。
結局どの政党がなっても、官僚が最終的にはケツを拭くコトになる。
ケツを拭かれている赤ちゃんが、政権担当能力があると言えるのだろうか。
せめて、自分のケツは自分で拭けるようになって欲しい。官僚に押しつけるのは、やめていただきたい。
押しつけるのであれば、自分で背負えないと認め、辞めれば良いだけ。押しつけるのは、能力がないと、自覚して欲しい。
官僚に頼らなくても良い状態、それが政権担当能力。そのチカラのある政党が早く出てくるコトを、希望する。