まって
待ってあげる。待ってもらう。それこそ最大の慈愛。
待っている時は、ナニも出来ない。そのヒトのために、見えない犠牲を払ってる。
今までどれだけ、自分のために待ってくれてたんだろう。待ってくれた時間が全て、愛されたあかし。
今でも、ずっと誰かが待ってくれているかも知れない。
待ってもらっている方は、往々にして気づかない。孤独ぶるのは、少し早すぎるとも感じる。
ダレかの想いの糸が、気づかないだけで、のびているのかも知れない。ホントウの孤独は、気づけばどこにもない、そう思う。
何も言わない、ナニも見えない、静止している強い想い。動かないだけに、とても穏やかでとてもやさしい。
待ってくれている気づかない想い、その大いなる愛。下を向いている場合じゃなく、たどり着くために歩き出したい。