はくりさ
誰がしかが、自分の欲望に応えてくれる。
それを可能にするものこそ、おカネ。
おカネはヒトの欲望に沿う。それでおカネがあれば、かなりの安心感を得るコトが出来る。
誰かが自分の欲望に応えてくれるので、生きる上で余計な心配をしなくても済む。
自分だけで生きていくならば、お金はまるで必要としない。
商品はただそこにあるわけではなく、誰かの手を介してそこに存在している。
生きて行くには誰かの手が欲しい。決しておカネは最初に来ない。
それでも、高度で複雑な社会を生きるには、おカネがいる。
おカネは、欲望に沿う。生きる為に欲望は不可欠。
より欲望を刺激する、魅力的なモノを用意したい。
税金は、欲望や商品とは無関係に、負わされる。魅力的でなくてもかまわない。まるで沿ってない粗末なモノ。
欲望に沿う、お金でありたい。ニンゲンに沿う、お金でありたい。
国の事業も、労働も、ニンゲンに沿って存在したい。その上で、ニンゲンからおカネを剥離させない。
誰かの沢山の手で成り立っている社会で、おカネを剥離させるコトは、世の中で迷子にさせる虐待行為。
ヒトとおカネを剥離させない。そして生きる欲望とも、離れない工夫も気にとめておきたい。