でこんなにも
命あるモノというのは、何でこんなにも、やさしい。
おそらくは生きる為に、そのカラダの隅から隅まで、空気と水が行き届くように、形作られているせい。
命あるモノは、空気と水が行き届くタメの管が、カラダのカタチに沿って、内包されている。
それで、とても柔らかくてとてもやさしい。
命あるモノは、命無いモノと比べて、それだけでとてもやさしい、そう思ってマチガイはない。
自分も、存在しているだけでも、実はとてもやさしい。
とは言っても、甘えすぎるコトには少し危険性を疑いたい。
甘えるのはしてもイイ、でもそれは少なからず相手にダメージも、与えてしまっている。
相手にそれだけの体力と、うけとめる心の準備があるか、少し気にかけてほしい。
そして、自分もいずれ誰かを甘えさせられるよう、体力と心の準備を用意したい。
それでヒトは、さらにやさしく、さらに強靱でいられる。それを担うのは、ひとりひとりの心持ち。