じゆうす
自由すぎては、ただの無法地帯に、成り下がってしまう。
心地良い居場所は、閉じたルールの中の自由にある。
インターネットは、少し自由すぎる。整備されていない、無法地帯でしかなくなっている。
自由はありがたいモノで、無くすべきではないが、未整備の荒野では豊かにはほど遠い。
もっと自由すぎる宇宙では、身を固定するコトも、自由に動くコトも困難で、その場でもがくしかない。
重力があり、空気があり、太陽から光が降り注ぎ、雲が出来て雨が降る、それで豊かな居心地の良い、生活が出来る。
インターネットも、荒野や宇宙ではなく、重力や豊かな大地が欲しい。
思い思いに勝手をするのではなく、もっと寄り集まるように、山をつくり川をつくり、海をつくりたい。
人が住みづらい環境があるように、住みやすい環境があるように、あえて障害物をもってきたい。
ネットは情報。情報を住めなくするのは、縛り。情報を縛るトコロと、開放するトコロをこさえる。
拡散された情報を、どう集中させるか。どう道を作るか。おそらくはヒトがそれぞれに見たサイトが、道になっていく。
最初は、けもの道。今はけもの道のままバラバラな状態。でもそれが、みんなが通った道が踏み固められ、広がっていけば、大通りと気づく。
プライバシーを守りながら、誰かの道をたどっていく。さらには縛りをつくり、集中させる。
情報の居心地の良い場所、その求心力をもった場所をつくる。居心地の良い場所に、みんな集まる。
より居心地が良い場所。そこに集めて、さらなる求心力を生み出す。
闇や荒野に、情報がヒカリを照らし、ヒトが歩いた道が求心力になる。
ドンドンくっつけて、山をつくり、とどまることなく流して、川をつくる。そして人の道が重力をつくり、ネットはもっと豊かになる。
じつは、ボヤッとしか見えていない。まだ、ハッキリとした答えになっていない。ただ、自由すぎるネットより、もっと成熟した良いカタチがあるように思う。
まだナニも見えていない。ただ感じる、なのでそれがハッキリしたら、後日この場で発表する。こうご期待。