えすかれーしょん

はんしゃかいて

はんしゃかいて

社会は、その権限を持つヒトが、組み上げる。

そのヒトが、切れ間なく良質な社会を、組み上げてくれる。そうなればありがたい。ただ、現実的には、難しい。

自分がそうであるように、ヒトは浮かれ、堕落する。

社会は、放っとけば、じょじょに住みづらくなる。口に出来るかは別として、みんな不満でスリ減っていく。

反社会性というのも、考えようによってはアリかもしれない。

反社会性という名前でも、じつはみんなの持つ不満が具現化したモノ。

少し荒っぽすぎるだけで、もしもやり方が丁寧なら、反社会的でもごくごく自然な、立ち居振る舞い。

修正、改善、成長も、おそらくは丁寧な反社会性。つまりは、現状の否定があらわれたカタチ。

現状がお粗末なら当然出てくる、自浄作用。

この社会は、まだまだとても不完全。ヒトも、とてつもなく不完全。

ならば、今の社会のカタチに、それほどしがみついても、堕落させるだけ。

いつも正しいのは、反社会的なモノかもしれない。もちろん、そのやり方は丁寧に限られる。

社会は安穏とする生息域ではなく、自らでつくる、居心地の良い住み処。その為にいつでも、丁寧な反社会性は、ダレもが持っていてもらいたい。

-えすかれーしょん