のいろ
あちらこちらで、2値化して単純になって、わかりやすくなってる。
2値化は白か黒か。白か黒かにすれば、とても比べやすい。
比べやすくする為に、2値化している。本来あるたくさんの色を、明暗だけに単純化してしまう、白黒の時代。
まだ、優劣をつけたいだけの、白黒の時代。
比べる時には、単位を合わせないとイケナイ。そこで、色は失われる。
色は消え去り、優れているか劣っているかだけに、一括りになる。
振り返って思い返すと、だいたい優劣の判断は、マチガっている。
色が見えていないが為の、マチガイ。失われた色を、とりもどしたい。
カラーの時代にしたい。ヒトはそれぞれの色を持っている。その色をそのままに。
白黒からカラーへ。単純な2値化から、無限の色の世界に。よりそのヒトらしい、生き方の時代へ。