がちなからくり
ありすぎれば埋もれてしまう。ならば無いというのも、それはそれで好都合。
真逆のいばしょにいる時に、物は何よりも際立って映えだす。
それこそ利用したい、見落としがちなカラクリ。
ヒトの活動の少ない、田舎の夜は真っ暗すぎる。で、あるならば光がより際立ち、何倍も効果を照らし出すハズ。
ヒカリ、それならば発光ダイオードなどで、思いのほか安くできる。
真っ暗であるほど、ヒカリは魅力的で、さらには人の心情にまでシッカリと染みる。
ウンザリするほど明るい、都会ではまるで出せない効果が出せる。
音とヒカリで、より効果的な空間を、醸せる。
心情をつかめば、それはとても魅力的な証拠。ナニも無い田舎でも、ナニも無いからこそ、魅力的な効果が、そこに広がる。
たとえば電車、たとえば建物、たとえば道路、音とヒカリで、特別な空間はたまた存在を、降臨させるコトができる。
あえて真逆のモノを置く。それで思った以上の効果に出会える。
無いのもとても好都合。それはそれで、可能性は広がるばかり。まずは真逆、際立たせるモノを見つける、すべてはそこから。