はっするだけ
3つの世界があって、その中でみんな生きている。
現実の世界、イメージの世界、そしてイメージをカタチにした文字、コトバ、映像のせかい。
イメージの世界は、自分の中に仕舞われている、自分だけの広大な非日常空間。自分以外知りえない。
コトバや文字、映像にして初めて、他者と共有ができる。
自分で発信するその表現は、それほど難しくない。けれどそれはとても強い力を持つ。
ヒトを不快にさせるも、人を救うコトもその難しくない表現で、実は可能。
たいしたコトじゃないと思っても、救われる側にしたら、ナニものにも代え難い、許しの癒しにもなる。
コトバに乗せた想いで、ヒトはチカラ強く歩いていける。その一言は、難しくない。
居ても良い、そして居て欲しい。それのみでかまわない。
まるで他人に言わなくてもいい。近しい大切な人に、伝えて欲しい。
道に迷わないように。その大切な人が、早まった行動を取るコトがないように。
居ても良い。居て欲しい。そう、発するだけでヒトは救われる。