問題発言
辞任した中山国交相の、その問題発言。
カレの全ての問題発言は、大雑把に言うと、左派批判。
てコトは、かれ自体は右派の人間。もっと極端に、簡単に言うと、軍人。
軍人が支配していた時代が、過去に存在した。その時、軍人は恐怖で人々を、いいなりにさせていたらしい。
やりたくなくても、やらされた。赤や非国民と言われて迫害し、恐怖を与えていいなりに、そういう時代があった。
やりたくなくても、やらなければいけないその時代。教師たちも、やらされていた。やりたくない事を、軍人にやらされ続ける。
終戦と共に、それはやらなくて良くなった。軍人は、やらせる事が出来ない。表舞台にいられない。姿を消した。
ただ、軍人は消えていない。表には出られないだけで、実態は存在し続ける。
教師たちは、ソレに対抗しなければならない。日教組を組織し、軍人の驚異に対抗し続ける。戦時中のやらされていたコトを、とても嫌悪して。
軍人と日教組は、もともと対立の関係にある。日教組は、軍人の恐怖政治と、戦ってきた。
戦時中は、恐怖政治がまるで正しい事。軍人は自分は正しいと思って、やっている。やり続けている。
おそらく麻生総理も、まったくもって軍人。総理が同じ考えで、自分も大臣。とくれば、押さえつけられていたモノが、吹き出しても仕方がない。それがこの問題発言。
短絡的で、配慮もないのが問題発言。ただ、それが正しいとされる時代があった。
国や、天皇のタメとつければ、全て正しくなる、そういう時代がそれほど遠くない、昔にあった。
軍人もその時代の被害者になる。問題発言が、正しいとされた時代、実際にあった事。