ソンゲンの時代
今の世の中は、残念ながら力づくで成り立っている。
平和だとしても、チカラの上にそれが成立してしまっている。
チカラ無き者が、チカラを持てばその均衡は破れ、また人は争い出す。
この均衡が保たれているうちに、ツギの時代に進まなければ、間違いを繰り返す事になる。
チカラが治めるのではなく、尊厳の時代に。
平和であっても、尊厳をないがしろにしては、それが火種になる。
安定しているようでも、裏ではわだかまりになっている。
火種さえ消せば、火はつかない。どんな人とでも、尊重して尊厳を保てば、火種にはならない。
チカラで押さえつけるのではなく、火種を作らない事。
より、ヒトの内面に働きかけていく事が、大切。それが尊厳の時代。
チカラでは押さえきれない。チカラを使えば、ヒドイ状態になる。
尊重する。ダメな所をとくに尊重する。ヒトのダメな所は、国を超えても大して変わらない。
尊重した上で、どうするべきか考える。
普段の生活でも、尊厳をないがしろにしない、尊重していく事は重要。
なんだかんだいって、普段からないがしろにしている。決して尊重していない。
国同士でも、やり方は同じ。普段からの延長で、尊重していけばいい。
相手への尊重は、慣れが必要。テクニックも普段からの尊重で、トレーニングできる。
普段から慣れる事。差別なんてとんでもない。あくまでも尊重する。それが絶対条件。
それで火種を消す。ヒトの奥の方から、問題は解決していく。
チカラを使ってはいけない。ないがしろにしてはいけない。