良いモノの落とし穴
たとえ良いモノでも、偏れば豊かではなくなる。
たとえ良いモノでも、それだけになれば、豊かとはいえない。
同じモノばかりでは、豊かではない。
自分の考えが、たとえどんなに素晴らしくても、それだけでは豊かではない。
思い通りになって、素晴らしいモノばかりになっても、いつの間にやら貧しい事に気づく。
いろんなモノ、いろんなヒト、いろんな考えがあって、豊かになる。
その為には、否定しない事。殺さない事。
どんなにひどいモノでも、考えでも、否定する必要も、殺す必要もない。
そのものが、存在する場所は残しておいて良い。それで豊かになる。
ひどいモノでも、考えでも、他の方向から見れば良い物かもしれない。
それだけに、いろんなモノたちと同居する事が、豊かさの証になる。
貧しくならないために。いろんなモノと、同居していく。それが豊かさ。