満足はどこから
ヒトによって満足はまるで違う。
同じ状態でも、ヒトによっては満足だし、ヒトによってはとても不満。
満足はどこから来るのか。
満足は100%、自己満足。
自己満足は、最初に期待や仮定をして、それを超えた場合に得られる。
期待や仮定には、自分が宿る。
その自分が満足することによって、自己満足を得ることが出来る。
宿った自分は、満たされないといつまでも残り、居続ける。
宿った自分は、満足させて昇華させたい。
自分で作った仮定や期待は、強く自分が宿っているので、満足させて昇華させたい。
もしかしたらヒトは、その為に生きているのかもしれない。
それに縛られ、それをエネルギーにして生きているのかもしれない。
元々は思い過ごし。何もないのかもしれない。ただの気の迷い。
でも、そこから生きるエネルギーが生まれる。苦しみに耐えうる力にも生まれる。
ヒトは何もないところから、意味を見いだし生きている。
考え方次第、想定世界次第。何を想定するか。それがヒトの、もう一つの世界。
ヒトが気づかずに使っている、もう一つの生きている世界。
ならばその世界を自由に制御できれば、もっと楽に有意義に生きられる。
想定の世界という、もう一つの生きる場所。自由に動かせる生きる場所。
もともと、気の迷い。すべて気の迷い。ならばもっと気楽で、いや時には更なる上を目指して強欲に、生きればいい。
ヒトは自分を知って、更なる段階に。気の迷いなら、それを使いこなしてみる。