探すチカラ
分からなければ、探せばいい。
分からなければ探す。推測してみる。何かを掴もうと、必死に触手を伸ばしている状態。
このとき、答えを与えてしまったり、考える時間を打ち切ってしまったら、触手は消えてしまう。
探そうとするチカラは、消えてしまう。これだけモノが多い世の中。すぐに答えは与えられ、触手はひん弱。
分からないままでいい、勝手に推測してもいい。間違っててもいい。
分からないままは、据わりが悪いかもしれない。でもその時こそ、触手はのびている。
据わりの悪さも、必要。それで探すチカラがつく。触手が何重にも絡めば、受け入れる準備も万全。
探すチカラが貧弱では、だれかに頼るだけになる。マネばかりになる。浅くなる。ただただ貧弱になり、依存するだけ。