口
目が無くても生きていける。
手が無くても生きていける。
足が無くても生きていける。
自分で身動きできなくても、ずっと暗闇でも生きていける。
本当に生きていけるか?
幸せは感じるだろうか?
こんな自分は居ない方がと、悩むのではないか?
そう思っているヒトを、自分は幸せにできるか?
目もあり、口もあり、手もあり、足もある自分は。
その人に、絶望を感じさせる事しか出来ないのだろうか?
この口は、不平を言う為にあるのか。
幸せを作れないのか。
絶望を、生み出す為にあるのか。
それなら自分の存在は、無駄。
世の中で一番無駄な者は、幸せも作れない自分だ。
居ても良いです。
その一言で良いハズ。
ともに生きていきましょう。
それで救われる。
なぜこの口は、その一言も言えないのだろうか。
幸せを作るのも、絶望を生み出すも、この同じ口。
言わなければイケナイ。
ゆっくりで良いです。ともに生きていきましょうね。と。
その一言を、誰もが言えれば、どんな境遇のヒトでも、幸せを感じて生きていける。