えすかれーしょん

しきたり

しきたり

ヒトからヒトへ、さまざまな物が引き継がれる。

ちゃんと引き継がれているだろうか。

ざんねんながら、引き継がれているのは、カタチだけ。

そのものの、目的、中身、意味は引き継がれずに、次のヒトにはカタチだけ引き継がれる。

人づてに引き継がれる度に、カタチだけになり。そういう物、あたりまえの物となる。

中身の無い、カタチだけの物の、意味を説明できる筈も無く、いつしかそれは、しきたりと言われ、ポジションを確保する。

しきたりは、中身の無い、意味の説明できない、引き継がれたからっぽのカタチの事。

最初のヒトは、目的も、意味も、中身も、思いもあった。最初のヒトのその思いを、少しでも考えてみてと、そう思う。

意外に、たくさんの大切な物を、失っているかもしれない。

-えすかれーしょん