おとな
大人は子供に対して、期待するいきもの。
子供に対して、とても、期待しすぎる。もちろん期待してもかまわない。
ただ、その子供はスーパーマンではない。何もしないで期待に応えられる子供は、ほぼいない。
極力、最初の能力は、低く見ておいた方が、子供の負担は少ない。
期待をして、何もしないのは危険。子供の負担が大きくなる。大人が楽をして、力づくでやろうとするのも、未熟なやり方。
期待は持っても良い。子供の低い能力から、その期待する所まで、どうやったらたどり着けるか、いくつもいくつも道筋を考えてあげるのが、大人のつとめ。
いくつもいくつも考え、さそう。いざなう。自分の経験を踏まえて、失敗しやすい所も、フォローしながら、道を示す。
大人は楽をしすぎる。相手に期待してばかり。自分の経験も、役に立てようとしない。それは、生きてきた自分の否定。
大人のつとめは、道を示すこと。たくさんたどり着ける為の道を、示していこう。