えすかれーしょん

彩り

彩り

ただただ、花は咲いていて。ただただ、その花がなくなるとすると、この世界は少し彩りにかけて。

どうやら、この世界は彩りが少ないようで。花はそれを補っているようで。

深い意味など無く、花はただ咲いて、勝手に咲くという営みをして。ヒトはそれを五感で勝手に感じて。心地よくなっているだけで。

感じさせるのは、大切で。意味などいらなくて。彩りがどうやら足りないようなので、もっと沢山彩って。

視角も、味覚も、聴覚も、触覚も、嗅覚も、もっと彩りを作って。意味などいらないから、彩りの少ないこの世界に沢山咲かせて。心地よく感じさせてあげて。あの花のように。

-えすかれーしょん